3/14/2006

Hotel Rwanda ホテル・ルワンダ

ルワンダ版『シンドラーのリスト』とも言うべき渾身の一作が、残念なことにここ日本では国内配給会社によつ買い手がつかず、‘お蔵入り’の状況をやむなくされていました。  
                         
とblogから始まった公開をもとめる署名運動のおかげでやっとこの映画を観ることができました
ぜひ 『ホテル・ルワンダ』日本公開を求める会」HP を見てください
この映画のことが詳しく詳しくのっています

私がRwanda のことを詳しく知ることになったのは
1995年 Gilles Peress の写真集 The Silence が届いた日でした
なにげない大きさの Softcover の中に前年の虐殺の跡がぎっしりと詰まっていました
クリミア戦争からの戦争(紛争)写真を数多く見て来ましたが 最も恐ろしい・怖い内容でした
湾岸戦争のまるでTVゲームのようなLive TVを見た後だったので 斧や棒などで虐殺された人々の写真が心をただただ重く暗くして行きました 
こんなに早くひとつの出来事が写真集として出版されることは珍しく
ルワンダを見捨てたつぐないのように ルワンダの状況を世界に知らせる為 急いで出版したようでした
映画は Don Cheadle 演じる Paul Rusesabagina (ポール・ルセサバギナ) の人間性(人間愛) を中心に置かれてましたので The Silence を見た時より 殺伐としてませんでしたので ほっとしてます

ルワンダでは長い間このことが暗い影を引きずっています裁判の原告と被告が同じ村の隣人だったりしているからです
複雑に絡みあったルワンダの部族間の歴史は
「『ホテル・ルワンダ』日本公開を求める会」HP 内のhttp://rwanda.hp.infoseek.co.jp/about_history00.html を参考にしてください

そして映画ではふれてませんでしたが 難民 としてザイール (現コンゴ民主共和国) に逃れた人々のその後も知ってください